名鉄が5月22日ダイヤ改正後の時刻表検索に対応 中部国際空港行の終電は30分繰り上げ

名古屋鉄道の公式サイトでは、2021年5月22日(土)に実施するダイヤ改正後の時刻表検索とダイヤ・運賃検索に対応しています。

今回は、深夜時間帯における運転時刻の一部変更と、昼間時間帯を中心とした運転本数・区間の見直しが主な改正点となることが先日発表されています。これに伴い、一部の区間では最終列車の運転時刻の繰り下げまたは繰り上げが実施されます(主要駅の終電時刻表は下表を参照)。

名古屋本線では、現行ダイヤで名鉄岐阜駅22:31発の上り特急・国府駅行がダイヤ改正により快速特急・豊橋駅行に置き換えられます。これにより、上り豊橋駅行最終列車の名鉄名古屋駅発車時刻は、現行の22:43から改正後は23:00へと17分繰り下げられます。

また、豊橋駅23:34発の急行・鳴海駅行最終列車は23:41発へと7分繰り下げられます。東海道新幹線の最終列車となる東京駅22:03発の「ひかり669号」(豊橋駅23:29着)や、浜松駅22:56発のJR東海道本線下り列車(豊橋駅23:30着)から余裕をもって乗り換えができるようになります。

それ以外では、最終列車が繰り上げとなる区間が発生します。名古屋本線(上り伊奈駅行・東岡崎駅行・金山駅行)、西尾線(下り西尾駅行)、空港線(下り中部国際空港駅行)、各務原線(上り犬山駅行)、広見線(下り新可児駅行)については、最終列車の時刻が現行ダイヤより約5〜30分繰り上げとなるので、利用の際には注意が必要です。

ところで、新型コロナウイルス感染症の影響により、中部国際空港駅を発着する「ミュースカイ」は2020年5月2日から一部列車を運休しています。2021年5月22日(土)ダイヤ改正以降も一部運休が継続されますが、運休本数が変更となります。平日ダイヤでは現在22本が運休しているところ、ダイヤ改正後は26本が運休します。土休日ダイヤの運休本数は現在の35本から改正後は34本に変更となります。

具体的な運休列車は、平日の中部国際空港駅行は名鉄名古屋駅発10:50〜16:50の13本、名鉄名古屋駅行は中部国際空港駅発11:07〜17:06の13本です。土休日の中部国際空港駅行は名鉄名古屋駅発10:50〜18:50の17本、名鉄名古屋駅行は中部国際空港駅発11:07〜19:07の17本が運休となります。名鉄では、運休している時間帯は特急・準急列車を利用するよう呼びかけています。運休期間は当分の間としていますが、イベント開催等で多くの利用が見込まれる場合はミュースカイを運転する場合があるとのことです。